全国の生協におけるSDGsの
取り組み
コープSDGs行動宣言
SDGsの達成にむけ、生協もその一端を担うべく策定された行動宣言です。
7つの取り組みを通じてSDGsの実現に貢献することを約束します。
全国の生協では「コープSDGs行動宣言」を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。
本宣言は、第68回日本生協連通常総会(2018年6月開催)にて採択されました。
生協の2030環境・
サステナビリティ政策
「生協の2030環境・サステナビリティ政策」は、持続可能な社会を実現するために全国の生協で推進する2030年までの政策です。
本政策は具体的なアクションプランである「10の行動指針」と、将来ありたい姿をイメージしながら設定した「2030目標」によって構成されています。
生協は、『すべての人々が人間らしく生きられる豊かな地球』を次世代へ手渡せるよう、組合員をはじめさまざまなステークホルダーと協働しながら本政策に取り組みます。生協は本政策を通じてSDGsの実現に貢献します。
スローガン
すべての人々が人間らしく生きられる豊かな地球を、
未来のこどもたちへ
「すべての人々が人間らしく生きられる」で「誰一人取り残さない社会」を表現し、「豊かな地球」に「持続可能な地球環境」の意味を持たせています。
そして、「未来のこどもたちへ」という言葉に、この政策をやりとげて「持続可能な社会」の実現に貢献し、次世代に豊かな地球を残していきたいという強い願いを込めています。
10の行動指針
- エシカル消費に対応した商品を拡大・普及させ、エシカル消費に共感できる消費者を社会の中に増やしていきます
- 生協事業のサプライチェーン全体と、組合員の生活における温室効果ガス排出削減に取り組みます
- 再生可能エネルギーの開発を通して、日本における再エネ導入量を増加させるとともに、持続可能な地域づくりに貢献します
- 生協事業で使用するプラスチック製容器包装と紙を削減します。また、持続可能な原材料への切り替えを進めます
- 生協事業から排出される容器包装等の回収・リサイクルを、組合員とともに推進します
- 生協事業ならびに組合員家庭から生じる食品廃棄物・食品ロスの削減を進めます
- バリューチェーン全体において人権尊重の取り組みを進めます
- 自然の豊かさを未来につなぐ環境保全活動と、生物多様性保全に向けた事業を進めます
- 環境・サステナビリティに関わる諸課題を解決するために、新たな協働の取り組みにチャレンジします
- 生協の環境・サステナビリティに関わる取り組み状況を積極的に公開し、社会との対話を進めます
2030目標
- 2030年までに2013年度比でCO2排出量を50%以上削減します
- 2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指します
- サプライチェーン排出量についても排出量の算定を進め、2℃を十分に下回る水準で目標設定を目指します
- 2030年までに年間発電量4億kWhの再生可能エネルギーを開発します
- 使い捨てプラスチック製容器包装の使用量を2030年に2018年度比で25%削減します
- 商品カタログに使用する紙使用量を2030年に2021年度比で25%削減します
- 食品廃棄物を2030年に2018年度比で50%削減します



コープ商品
「責任ある調達基本方針」
コープ商品「責任ある調達基本方針」のもと、「コープ商品の2030年目標」として、2030年に向けた持続可能な調達目標を設定しました。
コープ商品の2030年目標
農産 |
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水産 |
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紙・パルプ |
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パーム油 |
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プラスチック |
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食品ロス |
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第2回「ジャパンSDGsアワード」においてSDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞
日本生協連は、国連の「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals;SDGs)」の達成に向けて優れた取り組みを行う企業・団体等を表彰する第2回「ジャパンSDGsアワード」において、SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞しました。

