福島でのふれあいサロンに参加しました〜ユーコープ

2016年10月 4日

 東日本大震災以降、ユーコープ(本部:神奈川県)では「震災を忘れないこと」「最後まで支援を続けること」を基本方針に、被災した方々の要望に沿いながら復興支援に取り組み続けています。

 発災から6年目を迎えていますが、福島の復興はまだまだ進んでいません。7月31日〜8月1日にかけ、ユーコープ組合員・職員3人が福島県へ訪問し、現状を見るとともに、仮設住宅で行われる「ふれあいサロン」に参加しました。

 

【7月31日】 
福島県内の現状を見てまわりました。 

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いわき市にある塩屋崎灯台は、左右の入江が津波に襲われた場所です。

現在は防潮堤が高く作られていました。

 

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浪江町では、1階が無くなり2階だけ残された家が点在しており、津波により町が丸ごと失われたことがわかりました。

【8月1日】
 福島市内の北幹線第一応急仮設住宅に伺いました。ここには浪江町で被災した方が住んでいらっしゃり、コープふくしまが「ふれあいサロン」を毎月開催しています。 

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民話の読み聞かせと地元に伝わる折鶴作りが行われました。

 

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皆さん笑顔で参加されました。復興住宅に移られてもこのコミュニティが続くことを願います。

 

 参加した組合員からは「浪江の津波の跡の広さや、除染廃棄物を詰め込んだフレコンバッグが山積みとなった景色が延々続く様子を見て、復興が進んでいないことを目で肌で感じることができました。実際に行ってみないと感じることができなかったと思います」など感想が寄せられました。  ユーコープは今後も月1回程度、ふれあいサロンのボランティアに参加していきます。

 

≪ユーコープのWEBサイトはこちら≫

http://www.ucoop.or.jp/hiroba/report/bousai/report_23024.html