コープさがで、ふくしま支援交流会を開催しました
2016年6月13日
コープさがでは2016年5月17日、18日にコープふくしまの理事お二人と職員の方をお招きし「ふくしま支援交流会」を開催しました。
東日本大震災から5年が経過しましたが、原発事故が起きた福島県では、放射線による避難や健康不安、生産物等の風評被害などの問題が発生し、今でも多くの課題が残されています。同じく原発を抱える佐賀県民として、福島で起きたことや困難を乗り越えた話を通して、震災当時からこれまでの取り組みを学び、これからの福島への支援をどうしていけばよいか、原発をどう考えればよいか、一緒に考える場となりました。
コープふくしま理事の菅野さんは、放射能の不安を、生協の食事調査や内部被ばく測定に参加して克服したと言います。学習を通して、自分のものさしを持つことが大切とお話いただきました。同じく理事の日野さんは、福島で起きたことを覚えていてほしいこと、福島の正しい姿を見て、普通に関わってほしいことをお話されました。コープふくしま職員の松崎さんは、コープふくしまの組合員活動について触れ、避難者の仮設住宅への寄り添い活動は少なくなったけれど、最後の一人になるまで続けていきますとお話いただき、参加者は真剣に耳を傾けました。
コープさがでは、今後も福島の子どもを佐賀へ招いたり、福島県産の果物を購入することを通じて、交流を続けていきます。