今年も「虹のひろば」で復興支援活動を展示〜東北3県の生協
2014年8月11日
日本生協連と広島県生協連は、69回目の原爆の日を迎えるにあたり
8月4日(月)〜6日(水)の3日間、原爆の恐ろしさと平和の大切さを考える
「2014 ピースアクションinヒロシマ」を広島市で開催しました。
8月5日には、県立総合体育館(広島市中区)で「ヒロシマ虹のひろば」が開かれました。
(60生協約1,200人が参加。上写真は、松井一実・広島市長のごあいさつの様子)
会場には、今年も東北3県の生協の復興支援活動を紹介する
「つながろうCO・OPアクションコーナー」が設けられました。
福島県のコーナーでは、福島県生協連が「福島の子ども保養プロジェクト」
(愛称:コヨット!)の取り組みをパネル展示(下写真左)。
また、コープふくしまが組合員とともに取り組んでいる
食事調査と放射性物質を体外から計測する装置(WBC)を組み合わせた
放射性物質の摂取量調査や、福島の農産物を支える活動を展示。
復興支援商品の販売も行われました(下写真右)。
岩手県のコーナーでは、いわて生協が沿岸部被災地の現状と支援活動の様子を展示。
また、被災者の方たちが作られた「復興応援商品」の利用呼び掛けが
行われていました。
宮城県のコーナーでは、地域経済の総合的な復興を目指し
宮城県の生産者・食品製造業者・流通業者(みやぎ生協)が連携した
「食のみやぎ復興ネットワーク」の活動や開発商品を紹介。
また、被災者の手作り商品を紹介する「復興応援 新・手作り商品カタログVol.2」
掲載商品の展示や、被災者生活再建支援制度の拡充を求める署名活動も
行われていました。
各コーナーには大勢の参加者が訪れ、展示物に見入ったり、担当者と交流する姿が
見られました。しかし、被災地の復興には、まだまだ長い時間が必要です。
これからも全国の生協が力を合わせ、被災地の復興に向け
「忘れない」「伝える」「続ける」「つながる」を継続していきましょう。