陸前高田市へのボランティアバスを運行しました〜福井県民生協

2014年7月22日

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6月20日(金)〜22日(日)、福井県民生協では
岩手県陸前高田市での復興支援活動を行うボランティアバスを企画し
生協職員7人を含む28人が参加しました。

21日は、いわて生協のボランティアと合同で
NPO法人「再生の里ヤルキタウン」(地元の有志の方々が創設した
お花畑や野菜畑、オープン広場、カフェや店舗などの地域住民交流スペース)
の花画廊(お花畑)で除草作業や球根堀りを行いました(下写真左)。

翌22日は、オープンガーデン「花っこ畑」での除草作業を行いました(下写真右)。
「花っこ畑」は、津波ですべて流された土地に再び花を咲かせようと
個人の方が活動されているところで、被災された方々がお花や土いじりで
気を紛らわしたり、交流できる場所です。
代表の吉田さんは、「人間だから、(震災のことを)忘れちゃうのはしようがない。
でもボランティアに来られることで、思い出して、周りの人たちに伝えてください」
と話してくれました。
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震災から3年5カ月が過ぎましたが、陸前高田市の海岸近くは更地のままで
至るところで、土を盛って土地をかさ上げする造成工事が行われていました。
また、遠くの山から土砂を運搬する巨大なベルトコンベヤーが頭上高くに設置され
多くのトラックが行き来していました。

参加した生協職員からは
「現地の人の生の声を聞けたことは貴重な体験でした。
地元の方に寄り添うことができて良かったです」
「被災した人の話を聞いたり、現状を伝えることで風化させない(中略)
伝えることが大事だと感じました」などの声がありました。

このボランティアバスの活動報告(pdf・A4・3頁、395KB)は、こちら