手芸品作りで避難者が交流〜パルシステム福島

2013年11月 7日

手芸部ふくちゃん1.jpg

10月28日、パルシステム福島による被災者交流活動「手芸部ふくちゃん」が、
いわき市内の大手スーパーの店内にある交流スペース「ぶらっと」
(運営:特定非営利活動法人シャプラニール)で開かれました。

この活動は、いわき市内で避難生活を送る人たちがつどい、
手芸品を作りながら交流を深める場づくりとして、
2011年度から、同生協理事の佐藤君枝さんと矢吹弥生さんが始めたものです。

開催10回目の今回は、「かわいいがま口」(小銭入れ)作りを行ないました。
2人のサポートのもと、6人の参加者が針と糸を器用に使い、
ときに笑い声を上げながら、楽しそうに製作していました。
佐藤さんによると、最初はもくもくと針を動かしていた方も、回を重ねるにつれて
隣の方との会話も増え、新たな出会いの場になっているそうです。

いわき市には、県内各地から避難して来られた方が大勢おり、
今後も異なる地域の方と出会い、会話ができる場づくりが求められています。

手芸部ふくちゃん2.jpg

参加者の皆さんと、パルシステム福島・理事の佐藤さん(右端)と矢吹さん(左端)