「そばの花見会」を開催しました〜食のみやぎ復興ネットワーク

2013年11月 5日

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10月上旬、津波により塩害を受けた宮城県亘理(わたり)町の農地に、
今年も白いそばの花が咲きました。
このそば畑は、食のみやぎ復興ネットワークがJAみやぎ亘理と取り組む
「わたりのそばプロジェクト」により作付けされたものです。
10月4日、荒浜地区で「そばの花見会」が開催されました。

花見会には、近くの仮設住宅に住む方やみやぎ生協のメンバー(組合員)など
約120人が参加し、そば畑の散歩と手打ちそばの昼食を楽しみました。
手打ちそばに使ったそば粉は、昨年、同プロジェクトにより、
亘理町逢隈(おおくま)地区で収穫されたものです。

JAみやぎ亘理の大槻克明さんは、「亘理やその周辺の生協組合員さんが
そば畑に足を運んでくれる姿を見ると、亘理の農産物を待ち望んでいる人が
こんなにいるんだと励みになります」と、うれしそうに話してくれました。

そばの花はやがて実を結び、収穫・製粉を経て、年越しそばなどに形を変え、
復興に向けて新しい一歩を踏み出す地域の人々の食卓に上ります。

「わたりのそば花見会」レポート全文(pdf、A4版2ページ)は、こちら