「映画の灯」を守ることができました〜みやこ映画生協
2013年11月 1日
三陸沿岸唯一の映画館として、多くの人から愛されてきた、
みやこ映画生協が運営する「シネマリーン」
(宮古市、いわて生協のショッピングセンター・マリンコープDORA内)。
震災以降、入館者の減少とフィルムのデジタル化に伴う新たな映写機
の導入が、その存続に暗い影を投げかけていました。
しかし、2012年12月に「シネマリーンデジタル化プロジェクト」
が呼びかけられると、組合員や宮古市周辺地域の人々をはじめ、
全国の生協関係者や諸団体・企業から多くの募金が寄せられました。
その総額は、この9月までに約1,600万円にのぼり、2つあるスクリーンに
デジタル映写機の導入することができました。
みやこ映画生協理事長の尾山健二さんは、募金をいただいた皆さんへの
御礼の中で、
「皆様からの支援に報いるためにも、この地域からまた映画館の灯を消さない
ためにも、このデジタル化と(入場者)50万人突破をきっかけに、
開館した当時の初心に戻り、一から再スタートしていきたいと思います」
と、新たな決意を述べています。
尾山理事長からの「映画館デジタル化支援への御礼」全文ほか(pdf、A4版2ページ)は、こちら