復興を担う次世代を支援「海の虹プロジェクト」〜京都生協
2013年9月 2日
京都生協は宮城県南三陸町への復興支援活動を継続的に行なっています。
2013年8月16日〜20日、将来、南三陸町の復興を担う中学生たちを京都に招き、
地域の人たちと交流する「海の虹プロジェクト」開催しました(参加57人)。
8月18日、子どもたちは府北部の綾部市睦寄町古屋集落を訪ねました。
ここは高齢者ばかり6人が住む限界集落で、その重要な収入源となっている
トチの木を獣害から守るためのネット張り作業に参加しました(写真)。
プロジェクトの代表を務める京都生協・地産地消推進担当の福永晋介さんは、
「古屋集落の生活環境の厳しさは、被災地と根本的には同じだと思います。
被災地の子どもたちが、このような地域と交流することで、
普段、支援される側でも、支援する側に回る力があることを感じてほしい」
と話します。
参加した中学生の一人は、
「京都生協の取り組みには感謝しています。年に何度か南三陸に
ボランティアに来てくれるので、今度来てくださった際は駆け付けます」
と笑顔で話してくれました。