三陸唯一の映画館「シネマリーン」へ募金のご協力を

2013年5月 8日

 三陸唯一の映画館である、みやこ映画生協の「シネマリーン」(岩手県宮古市)。映画上映用フィルムの生産中止が発表され、存続の危機にさらされた「シネマリーン」は、デジタル化するための募金を2012年12月から呼び掛け始めました。目標は、2013年5月末までに2,000万円。4月15日現在、718万8,595円が集まりました。

子どもたちからのメッセージを持つ、櫛桁さん.jpg


 「シネマリーン」支配人の櫛桁一則さんは、震災後、巡回映画などをとおして「映画の力」を感じることが何度もあったといいます。「映画だったらみんなが集まってくれるんです。映画を上映することで、地域のコミュニティーの再建につながったり、人が集まって楽しめる場を提供していきたいなって思います」。
 多くの人に笑顔を届けてきた「シネマリーン」。被災地に生きる人の「心のケア」が必要となってくるなか、今後、より大きな役割を担っていくことが期待されています。

 

【募金先】
岩手銀行宮古中央支店(店番041) 普通2125256
名義 みやこ映画生活協同組合 理事長 小野寺正光
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みやこ映画生協「シネマリーン」の奮闘について記事全文(A4版3ページ)はこちら