コープふくしまの組合員親子が、放射性物質検査を体験

2013年5月 7日

2013年4月5日、「放射性物質検査の見学・体験・交流会」に参加する、コープふくしまの組合員親子4組を含む16名が、埼玉県蕨市にある日本生協連 商品検査センターへやってきました。今回で3回目のこの交流会。「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」に参加した組合員親子に、実際の機械を使って放射性物質の検査を体験していただくものです。

まずは、放射性物質検査を始める前の準備運動代わりに、「臭気官能検査」を行いました。「プリンの臭いがする〜」、「これくさ〜い」と笑顔がこぼれ、さっきまでの緊張がほぐれます。

 放射性物質検査以外に臭いの検査も体験しました

 

次は本番。今回は組合員さんが持参したじゃがいもと水、米、大根の検査を行いました。

検査センターの職員に教わりながら、検査するための検体の前処理〜検査容器への投入〜計量〜ゲルマニウム半導体検出器へのセット〜計測と、一連の作業を全て体験。正確に検査をするためには前処理をきちんと行うことが大切と実感しました。

 今回の検査結果は、セシウム134、セシウム137を測定し、各5Bq/kg未満でした。

検査に使う検体の前処理も体験

真剣にモニターを見つめます

 参加者からの感想

・食べ物や遊びの制限があり、コープふくしまを通して商品検査センターを知り、検査を実施していただいて、安心して食べ物を食べられることがわかってよかった。

・摂取量調査に2回参加し、大丈夫な結果を得ているものの、どこかで斜めからみていた。食事を作る人たちは、見えないストレスと闘っているので今回の体験を含め、しっかり検査してもらっていることをみんなに伝えたい。

・自分が思うよりも細かく検査をしているのだと感じた。こういう仕事があることを子ども達が知る良い機会となった。

 参加者全員で記念撮影