震災2周年のつどい(コープこうべ)
2013年4月29日
○神戸から寄り添おう
2013年3月11日、各地で東日本大震災をテーマにした会合が開かれる中、コープこうべ第3地区(神戸市東灘区〜須磨区)でも震災を考えるつどいが開催されました。主催は、震災後の支援活動を長く続けていこうと活動する「震災支援を考える会」と、「平和企画委員会」の両会です。この日は60人もの参加があり、座席が足りなくなるほどでした。
岩本 衛組織統括の司会で進行され、藤本正子理事のあいさつに続いて、第3地区コープ活動サポートセンター住吉の林律子チーフによるビデオ上映と2年間の震災復興支援活動報告が行われました。発災直後の状況やみやぎの生協の奮闘、そして、被災地での物資運搬や店舗復旧作業などコープこうべが取り組んだ支援活動についてあらためて報告されました。
みやぎ生協からのビデオメッセージでは、「いち早くかけつけてくださったコープこうべの皆さんに感謝します」「(緊急支援物資として届けられたコープこうべのロングセラー)神戸ハイカラメロンパン、おいしかったです」などの声が届けられ、拍手も起こっていました。
林チーフは「緊急支援物資からメッセージカードづくり、ふれあいサロンの開催などコープこうべはずっと支援を続けています。メロンパンは象徴的なコープ商品です」と説明していました。
続いて有志の組合員さんたちによるバスタオルを使った簡単な防災ずきん作りなどくらしの中の防災対策の発表が行われました。非常食には特別な物を用意せず、普段食べ慣れている日持ちのする物やスポーツドリンクを、とのアドバイスなどにも参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。