宮城県の小学生140人が、ANAの飛行機 整備場を見学(みやぎ生協)

2012年9月13日

みやぎ生協では、被災地の子どもたちへの支援企画として、「みやぎの子どもたち『生きる力(思い出づくり)』」を実施しています。8月6日には、140人の子どもたちが、羽田空港にあるANA(全日本空輸)機体メンテナンスセンター(整備場)を見学しました。

「ただ楽しく遊ぶだけでなく、専門的な職場で働いている方達が小さい時にどんな夢を持っていたか、働くなかでどんな苦労があったかを知り、生きる力、糧になるように」との思いのこもった企画です。ANAからの特別な許可が得られ、実現しました。

まず整備場の学習室で、パイロットやキャビン・アテンダントから、子どもの頃の夢や、仕事の内容について話を聞きました。「どうして難しい操縦士になれたのですか」という質問に、パイロットが「子どもの頃から操縦士になりたいと夢を持ち続けたからです」と答え、質問した子は大きくうなずいていました。

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整備場では実際に巨大な航空機を間近に見ながら、整備員の話を聞きました。次世代の主力機となる新型ボーイング787の、大きな輝く機体を見ると、皆歓声をあげて写真を撮っていました。

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参加した子どもたちからは、「重い鞄を持つパイロットは筋肉があって操縦もできるので、器用で力強いと思いました。整備士の話を聞いて、飛ぶためにいろんな工夫があってすごいと思いました。」

「整備場は今まで見たことがない所で、仕事をしている様子が見られてとてもよかった。パイロットやCAさんの話は、いろんなことを知ることができて勉強になりました」などの感想が寄せられました。