「へちまプロジェクト」 仮設住宅で種まきを実施(コープこうべ)

2012年5月10日

niginigi.jpg5月6日(日)、気仙沼市の面瀬中学校仮設住宅で、コープこうべとみやぎ生協が協力し、へちまの種まきイベントを開催しました。「へちまプロジェクト」は、みやぎ生協「県北ボランティアセンター」の取り組みで、仮設住宅の夏の暑さを和らげるためにへちまでグリーンカーテンを作るというものです。

プロジェクトのきっかけは、みやぎ生協ボランティアセンターの皆さんが、神戸を訪れた「1.17きずな交流会」。その時の交流をもとに、コープこうべのコープ活動サポートセンター大阪北・塚口・宝塚・西宮は、へちま栽培用プランターやネット、種などをみやぎ生協「県北ボランティアセンター」に送っていました。「男性は園芸が得意な方が多いので、仮設住宅のグリーンカーテン作りを頼んだら、いろいろな催しにも参加してくれるきっかけになるかも」「収穫した後は、へちま水やタワシが作れる。みんなで手作業することで、居住者同士のつながりが深まるのでは?」そんな思いで、プロジェクトをすすめています。

この日は、あいにくの雨でしたが、28人が参加。地元の団体「青空エコカフェ」のアドバイスもいただきながら、種まきやまた、乾燥を防ぐためのビニールかけを行いました。へちまの葉は大きく、成長すると20センチ以上にもなり、日差しを遮るのに適しています。ただし、へちまの種は発芽しにくいことから、みやぎ生協「県北ボランティアセンター」の皆さんは、前日から、種をぬるま湯につけていました。そうすることで、種にキズがつき、発芽しやすくなるそうです。

egao.jpgこれから、ネットの設置、9月にはへちまの収穫も行うそうです。みやぎ生協ボランティアセンターのみなさんは、今後もへちまの成長を見守るとともに、被災地域での活動を続けていきます。また、コープ活動サポートセンター大阪北は、9月に、へちまの成長を見届けようと、気仙沼を訪れる予定にしています。

 

詳細は、コープこうべのホームページをご覧ください。