コープふくしま「放射性物質検査の見学・実習・交流会」

2012年5月11日

2012年4月3日、コープふくしまの組合員親子4組と、常務理事の宍戸義広 (ししど よしひろ)さん、理事の渡邊洋子 (わたなべ ようこ)さん、古瀬聡子 (こせ そうこ)さんの計13人が、埼玉県蕨市(わらびし)にある日本生協連商品検査センターを訪問し、放射性物質検査の見学・実習・交流会に参加しました。今回参加された組合員さんは、2011年11月〜2012年3月に日本生協連が行った、「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」に協力してくださった方々です。

自分たちが参加した調査が、どのように検査されていたのか?放射性物質の検査ってよく聞くけれど、どうやって測っているのか?日本生協連の和田伊知朗(わだ いちろう)商品検査センター長の話を聞きながら、自分たちの目で見て体験しました。

◇見て初めてわかる、食の安心を得る検査とは

最初は、各家庭から送られてきた食事を保管する巨大な冷凍庫へ。冷凍庫内はマイナス10℃に保たれ、検査が終わった食事も冷凍保管されています。

続いて、放射性物質検査の事前準備を行う前処理室へ。
冷凍で送られてきた食事を解凍後、まずは1食ずつの重量を測ります。次に、2日間・6食分すべての食事を、大型のミキサーにかけて均一になるまで混ぜます。きれいに混ざったら、1リットルの容器に詰めて、放射性物質を測る「ゲルマニウム半導体検出器」へ入れ、約14時間かけて測定を行います。

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