避難施設での「ちゃんこ鍋」などの炊き出しや学校への給食支援に取り組んでいます。

2012年4月11日

昨年3月11日に発生した東日本大震災により、北関東物流センター倉庫内のラックが倒壊し保管在庫の約4万ケースの製品が破損したため商品の廃棄をいたしました。3月14日から復旧作業を開始し、20日には庫内整備を完了させて通常稼動体制といたしました。

その後も原材料や包材資材の入手が困難となり、一部商品の生産ができなくなったり、物流においても関東から東北、北海道への配送が滞ったりと、組合員の皆様にはご迷惑をお掛けいたしました。復旧につきましては、関係各社からの協力体制が組まれたことでいち早く回復することができました。

これからも商品の生産体制の安定化に向け、引き続き全力をつくしてまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

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東日本大震災に被災された組合員の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

私どもといたしましても、少しでも被災された方々のお役に立てればと思い、調理設備を備えた大型キャラバンカーを被災地に派遣して、避難施設各所を巡りました。

5月までは栄養のある温かい「ちゃんこ鍋」を、6月には「焼肉丼」を炊き出しメニューに加え、7月末までに、避難施設167ヶ所、約75,700食の炊き出しを行いました。

9月からは、給食センターの損壊などにより学校給食が十分に供給されていない地域から、給食のおかずとして、また運動会や文化祭といった学校行事の際のお弁当として「焼肉丼」、「焼肉・野菜炒め」を望まれる声が多く寄せられたため、10月までに31ヶ所で、約15,900食の炊き出しを行いました。今なお各自治体の炊き出しのご要望が数多く寄せられています。

被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げますとともに、全社一丸となりまして、商品供給の安定化、被災地の支援に尽くしてまいります。

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