炊き出しや「子どものあそびのひろば」の取り組み(さいたまコープ)
2012年3月10日
さいたまコープでは、福島県双葉郡双葉町の皆さんの避難所として利用されている旧騎西高校(加須市)で、毎週木曜日に、味噌汁などのあたたかい汁物の炊き出しを実施しています。JAグループさいたまより野菜などの食材を提供いただき、双葉町の皆さんと一緒に調理と配膳を行っています。
2月23日には、双葉町の皆さんと、さいたまコープの組合員や職員などによるボランティア「避難所応援隊」、JAグループさいたま、パルシステム埼玉の合計27人が、カレースープ(豆腐、しめじ、長ネギ)と浅漬け(白菜、にんじん)、みかん約300食の炊き出しを実施しました。
「カレースープもおいしい」と好評でした
また、3月1日には、双葉町の皆さんと「避難所応援隊」、加須市女性団体連絡協議会、パルシステム埼玉などから計39人が集まり、あさりのお吸い物とひなあられ、小松菜の煮びたしをつくりました。
埼玉県産の小松菜で煮びたしを作りました
「避難所応援隊」は、さいたまコープの組合員、職員OB、職員など約410人が登録しており、昨年4月から行っている毎週木曜日の炊き出しは6月まで継続する予定です。
ほかにも、2月11日には、組合員や職員、NPO団体や大学生の皆さんなどが協力して、「子どものあそびのひろば」や「ふれあい喫茶」、お昼の炊き出しなどを実施しました。この企画は、月1回実施しています。
「子どものあそびのひろば」は、NPO法人「しゃり」、社会福祉法人「愛の泉」、埼玉大学の学生、さいたまコープの職員ボランティアが協力して開催し、親子56人が「フットサル」や「ドッジボール」「木材の工作」を楽しみました。
工作やフットサルを楽しみました
さらに、体育館の一角には、「ふれあい喫茶」のコーナーを設け、訪れた皆さんにコーヒーや紅茶などでくつろいでいただきました。
お昼には、「避難所応援隊」17人が「ふかひれスープ」と「いちご」の炊き出しを実施しました。
熱々のふかひれスープをつくりました