第2回「あなたがつなぐ復興支援」愛知から岩手へ往復1800km(コープあいち)
2011年11月28日
2011年11月9日〜11日の2泊3日の日程で、岩手県気仙地域を訪問する第2回「あなたがつなぐ復興支援」ツアーを開催しました。
初回から10日後のツアーですが、初回参加者の意見を盛り込んで、今回はさらに被災地市民のみなさんとの交流を深めるツアーになりました。コープあいち組合員40名が参加しました。
■地区公民館で、地域の皆さんと食事会
今回特筆すべきは、 赤崎漁村センター(発災直後に避難所となった公民館)で、地元住民の皆さんとともに郷土料理を作って昼食をご一緒できたことです。
昼食は、サンマのつみれ汁と、炭火で焼いたサンマです。サンマは、地元鎌田水産から差し入れしてくださったもの。仮設住宅だけでなく在宅避難者も含む20名の被災地の皆さんと交流できたことは、今後の地域コミュニティへの支援の貴重な学びの場となりました。
地元の漁協婦人部の皆さんにもご協力いただき、「がんづき」のつくり方も教えていただきました。
■2つの仮設住宅でお茶会を同時開催
ツアーに参加した組合員は、昼食を準備するグループと仮設住宅のお茶会グループに分かれ、2つの仮設住宅を訪問しました。
後ノ入仮設住宅(78戸)、鳥沢仮設住宅(47戸)のどちらも20名以上の方が集まり、狭い集会室が満杯になりました。「愛知からわざわざ来てもらって・・」と、みなさんが温かく出迎えてくださいました。
どちらの仮設住宅にも、以前支援タオルをお届けしたことがあります。コープあいちの組合員から寄せられた支援タオルに込められた思いが届き、ツアーの趣旨を理解していただけたことで実現したお茶会です。
(当日の様子は、地元新聞「東海新報」朝刊6面に掲載されました。)
夜は、民家に招いていただき、ツアー参加者有志が、地元名産「がんづき」のつくりを教えていただきました。
*がんづきは雁(がん)の肉に似ていることからその名がついています。岩手県などの東北地方で、昔から農繁期の小昼や日常のおやつとして「がんづき」が手作りされています。小麦粉と砂糖に、牛乳や黒砂糖、くるみ、ごまなどを加えて蒸して作ります。
詳しくは、コープあいちのホームページをご覧ください。