みやぎ生協・コープ化粧品割引販売 〜 少しずつ日常生活を取り戻すために、組合員理事が奮闘!

2011年7月27日

2011年4月初旬、震災後に初めて開催されたみやぎ生協地域代表理事会議で、避難所生活を送るみやぎ生協石巻地区の大和(やまと)きよ子地域代表理事より、「化粧品などを早く割引販売してほしい」という要望が上がった。
着の身着のままで避難した人たちは、その多くが基礎化粧品などを持たない状態だった。お金の持ち合わせが少ない中では新しく購入しようにも定価では高く、「ぜひ、コープで割引セールを」との切実な訴えを受けての要望だった。

この声を受けてみやぎ生協では、「生協だからこそ得られる女性たちの声を大切にしよう」と優先的に取り組み案が練られ、4月24日に「コープ化粧品3割引販売」を実施した。
事前告知として、各地域のこーぷ委員会では、日本生協連提供のコープ化粧品サンプル1,500個を来店者に手渡しながら、3割引のお知らせを行った。組合員理事も店舗に張り付き、ポスター作成や募金活動なども手掛けつつ、組合員さんに声を掛けた。