みなさんが笑顔になる美味しいクッキーを作り続けます。
2011年7月29日
チョコチップクッキーなどのクッキーを製造しているイトウ製菓株式会社 第二工場は茨城県小美玉市にあります。
被災時、従業員はホールに集合していました。写真のように、ホールの天井は全て落下してしまいましたが、けが人が出なかったことが幸いでした。
このホールは生協の組合員さんが工場見学をされる際にも使用していました。
(震災直後の工場内ホールの様子)
また工場内においても、とても大きな機械がずれていたり、コンベアに瓦礫が落下したりと、いつもの工場とはガラリと姿を変えてしまいました。
(震災直後の工場内設備の様子)
●工場は被災から5日後に生産を開始しました。
業者の方だけではなく、従業員も協力し合って朝から晩まで修繕作業に取り組みました。
その結果、比較的早い時期に生産開始出来たのだと思います。
コンベアの上にビニールカバーを張ったり天井を修復したりと、余震による異物混入の防止を徹底しました。
しかし包装資材や原材料の欠品により、全商品を復旧させるのに一ヶ月ほどかかりました。
(ビニールカバーを張ったりして修繕をすすめました)
●工場より
震災後、店舗の棚がガラッとしているのを見て、食品メーカーとしての意義を再確認させられました。
震災によりダメージを受けましたが、安定した供給が出来るように努めて行きたいです。
そしてお客様に笑顔になって頂くために、これからも美味しいクッキーを作り続けていきたいです。
8月頃にホールも回復いたしますので、ぜひ工場見学へおいでください。
(毎日美味しいクッキーを製造している従業員のみなさん)