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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

日本生協連初代会長 賀川豊彦

1888年~1960年、神戸市生まれ 社会運動家

賀川豊彦は16歳でクリスチャンになり、19歳の時、「他人のために役立つこと」を自らの使命とし、21歳で神戸の貧しい人々が住む地域に身を投じ、人々の救済活動に携わりました。
その後、アメリカのプリンストン大学・神学校に留学し、帰国後は労働組合運動に参加、大阪や神戸などで消費組合(のちの生協)づくりを指導しました。
1923年の関東大震災の際には直ちに神戸から被災地に駆け付け、「被災者の目となり、耳となり、口とならなければならない」と救援活動を行いました。
さらに、農民運動や医療組合運動、共済組合運動、平和運動などにおいても先駆的役割を果たし、1951年に日本生協連初代会長に就任しました。
また、作家としても意欲的に活動し、生涯で300冊を超える著作を世に出しました。
こうした活動が内外から高く評価され、わが国初のノーベル文学賞候補、同平和賞候補になりました。また、1999年12月、国連が採択した「子どもの権利条約」のもと、ユニセフの「子どもの最善の利益を守るリーダー」として、世界の52人の一人に選ばれました。

主な著作

  • 『死線を越えて』
  • 『協同組合の理論と実際』
  • 『乳と蜜の流るる郷』
  • 『Brotherhood Economics (友愛の政治経済学)』など多数

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