現在、経済産業省の「ガスシステム改革小委員会」において、都市ガスの小売事業の自由化について検討が行われています。第28回ガスシステム改革小委員会（2016年2月5日）では、「都市ガス料金における料金規制経過措置（案）」が示されました。

　この料金規制経過措置は、「都市ガス事業者間の競争がない中でも、LPガスやオール電化などとの競争があるため、料金規制経過措置は不要」との論議が進められていた中で、いわゆる「規制なき独占」を生む危険性があることから、2014年6月10日に日本生協連が経済産業省に「ガスシステム改革に関する意見」を提出し、強く経済産業省に求めて、実現してきたものです。

　しかし、事務局案では、料金規制経過措置の要件において、都市ガス事業者間の競争がなくとも、経過措置を不要とできるものが含まれて提案されています。

そのため、日本生協連は、2016年2月9日、経済産業大臣に経過措置料金維持を要望するなどの「都市ガス料金における料金規制経過措置（案）」に関する意見を提出しました。

☆日本生協連が提出した意見全文は、こちら（PDF：167KB）
☆ガスシステム改革に関する意見（2014年6月10日）は、こちら
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　　日本生協連 政策企画部　℡03-5778-8119