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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2014年11月06日

日本生協連は、アメリカ合衆国の核性能実験の実施に抗議しました

 アメリカ合衆国が、「Zマシン」(※)と呼ばれる特殊な装置を使用した核兵器の性能を調べるための実験を2014年9月~10月の間に2回実施したことが明らかになりました。

 世界的に核兵器の廃絶を進めようとしている機運の中で、「核兵器のない世界」の追求を掲げるオバマ大統領のもと、核兵器の維持・向上をめざして、このような核実験を実施し続けることは厳しく批判されるものであり、核兵器廃絶を求める世界の人々を裏切る行為です。

 日本生協連は2014年11月6日、アメリカ合衆国に対し、直ちに核実験を中止し、被爆・終戦70年にあたる2015年に開催されるNPT(核兵器不拡散)再検討会議の成功に向け、一日も早い核兵器廃絶に向けて真摯に取り組まれることを強く求める抗議声明を発表しました。

※「Zマシン」:強力なエックス線を発する実験装置。核実験場や爆薬を使わず核兵器の爆発時に近い超高温、高圧の状態を人工的につくり出し、プルトニウムの反応を調べます。

☆日本生協連の抗議声明は、こちら(PDF:97KB)