日本生協連が2013年6月25日に提出した「アドバンテームに係る食品健康影響評価に関する審議結果（案）への意見」に対する回答が公表されましたのでお知らせします。
 ※アドバンテームは、新たに申請されている食品添加物（甘味料）です。

＜日本生協連意見＞
 代謝物ANS9801-acidに含まれる物質の範囲が測定法により異なるので、表記を区別したほうがよい。
＜食品安全委員会回答＞
 指摘を踏まえ、評価書案の記載を修正する。

＜日本生協連意見＞
 代謝物HU-1は評価書案記載の反応では生成せず、他の論文では反応機構は不明とされている。また、その構造が正しく同定されているか確認すべき。
＜食品安全委員会回答＞
 当該の反応については申請者から提出資料の訂正の連絡があった。これを受けて評価書案を修正する。HU-1の生成については、査読を受けた後に公表された科学論文も参照している。

＜日本生協連意見＞
 代謝物HU-1の遺伝毒性試験については特に言及されていないが、遺伝毒性試験データの提出を必要とする範囲についての考え方を示されたい。
＜食品安全委員会回答＞
 指摘の通り、別の試験で同時に評価されていると考えているので、明確化のため評価書案を修正する。データ提出を必要とする範囲は、添加物の特性に基づいて個々に判断すべきと考えている。
 

☆	「アドバンテームに係る食品健康影響評価に関する審議結果（案）についての意見・情報の募集の結果」(PDF:529KB)は、こちら
	（資料44枚目のNo.1が日本生協連の意見です）
☆	2013年6月25日に日本生協連が提出した意見は、こちら