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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2013年03月19日

日本生協連:アメリカ合衆国の核実験に対して抗議声明発表

 アメリカ合衆国が、2012年4月から6月と8月につづき、2012年10月から12月の間にも新たな手法の核実験を1回行ったことが、米国エネルギー省国家核安全保障局の公表により、明らかになりました。この実験は、核爆発を伴わず、「Zマシン」と呼ばれる装置によりエックス線をプルトニウムに照射し、データを収集することにより、臨界前核実験を補完するものといわれています。

 「核兵器のない世界」の追求を掲げるオバマ大統領のもと、核兵器の維持・向上をめざして核実験を実施しつづけることは厳しく批判されるものであり、核兵器廃絶を求める世界の人々を裏切る行為です。

 日本生協連は2013年3月18日、ただちに核実験を中止し、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議において確認された核兵器廃棄の約束を果たし、核兵器を廃絶するための具体的な施策を早急に実施することを求める抗議声明を発表しました。

☆日本生協連の抗議声明は、こちら(PDF:91KB)