2012年10月02日
日本生協連:アメリカ合衆国の核実験に対して抗議声明発表
アメリカ合衆国が、2012年4月~6月の間に新たな手法の核実験を1回行ったことが、明らかになりました。米国エネルギー省国家核安全保障局の公表によると、この実験は、核爆発を伴わず、「Zマシン」と呼ばれる装置によりエックス線をプルトニウムに照射し、データを収集することにより臨界前核実験を補完するものと言われており、同種の実験としては5回目となります。
「核兵器のない世界」の追求を掲げるオバマ大統領のもと、核兵器の維持・向上をめざして核実験を実施し続けることは厳しく批判されるものであり、核兵器廃絶を求める世界の人々を裏切る行為です。
日本生協連は2012年10月1日、ただちに核実験を中止し、2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議において確認された核兵器廃棄の約束を果たし、核兵器を廃絶するための具体的な施策を早急に実施することを求める抗議声明を発表しました。
☆日本生協連の抗議声明は、こちら(PDF:91KB)
☆2012年1月の抗議声明は、こちら