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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2012年02月27日

消費者庁の「乳児用食品に係る表示基準の設定」について、意見書を提出しました

日本生協連は、2012年2月22日、消費者庁がパブリックコメントを募集している、「乳児用食品に係る表示基準の設定」について、意見書を提出しました。

<日本生協連の意見の概要>

全体意見:
消費者の選択に資するような表示の工夫は必要であり、消費者庁は、食品製造業、流通、販売業者および事業者などに対して適切な指導やガイドラインを示すことは大切です。
しかし、義務としての表示については以下に述べるような課題があり、さらなる慎重な検討が必要だと考えます。

1. 乳児用食品の範囲を明確に提示しておらず、特定が困難です。
2. 表示の方法について
(1) すでに、一般的に乳児用食品であることが明確なものは、あえて新たな表示は行わないことは、賛成です。
(2) 上記に該当しない食品における表示は、放射性物質規制(乳児用)に該当する食品であることがすぐわかる表示で統一すべきです。
3. 紛らわしい表示の禁止
具体的にどのような表示が該当するのか不明であり、食品表示に関するQ&Aなどで示すべきと考えます。
4. 乳児を育てる者に、不要の混乱をもたらさないよう、適切な情報提供が必要です。

☆日本生協連が提出した意見書全文は、こちら(PDF:106KB)