2011年05月31日
日本生協連: アメリカ合衆国の未臨界核実験に対し抗議声明発表
2010年11月と2011年3月に、アメリカ合衆国は新たな手法の核実験を実施しました。今回の核実験は、核爆発を伴わないという点では過去の未臨界核実験と同様ですが、従来と異なり火薬を使わない新たな手法で実施されました。
「核兵器のない世界」の追求を掲げながら、核兵器の維持・向上を目指し新たな核実験の手法を開発し、実施することは厳しく批判されるものであり、核兵器廃絶を求める世界の人々を裏切る行為です。
日本生協連は2011年5月30日、ただちに核実験を中止し、2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議において確認された核兵器廃棄の約束を果たし、ただちに核兵器を廃絶するための具体的な施策をとることを求める抗議声明を発表しました。
☆日本生協連の抗議声明はこちら(PDF 91KB)