2010年05月20日
日本生協連が提出した「牛及び豚に使用する フルオロキノロン系抗菌剤に係る薬剤耐性菌に関する 食品健康影響評価(案)」に関する意見への回答
食品安全委員会は、2010年3月25日、「牛及び豚に使用するフルオロキノロン系抗菌剤に係る薬剤耐性菌に関する食品健康影響評価に関する審議結果」を公表しました。この審議結果をまとめるにあたり国民からの意見募集が行われ、日本生協連を含めて3通の提出がありました。
日本生協連が提出した意見3項目について、食品安全委員会から回答がありましたのでお知らせします。
- 食品健康影響評価の定期的な見直しの必要性については、「新たな情報等の収集、検証を行った上で、薬事法に基づく再審査や再評価等による評価の見直しが重要」との回答はありましたが、見直しの時期や頻度について、明確な言及はありませんでした。
- 厚生労働省との協力・連携については、厚生労働省に対して評価結果を伝える旨回答がありました。
- 農場におけるフルオロキノロン剤の使用実態の調査と適正使用の徹底については、リスク管理機関である農林水産省に意見を伝える旨回答がありました。
☆ | 「牛及び豚に使用するフルオロキノロン系抗菌剤に係る薬剤耐性菌に関する食品健康影響評価に関する審議結果」については食品安全委員会ホームページへ(PDF) |
☆ | 日本生協連が提出した意見はこちら |