2010年04月23日
意見提出:「食品による窒息事故に係る 食品健康影響評価に関する審議結果(案)」について
日本生協連は、食品安全委員会の「食品による窒息事故に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)」について、2010年4月20日、意見を提出しました。
今回の食品健康影響評価の作業については、こんにゃく入りミニカップゼリーにとどまらず、多くの人が日常的に食べている広範囲な食品について、窒息事故の要因等を詳細に、幅広く調査実施されたことに敬意を表した上で、課題と思われる点について意見を提出しました。
日本生協連が提出した意見は、以下の6項目です。
- 内閣府(現消費者庁)の諮問内容を具体的に記載して下さい。
- ミニカップゼリーについては、カップの形状についてさらに検討が必要と考えます。
- 注意表示の効果については、長期間にわたるモニタリング結果に基づく評価を行ってください。
- リスクの高い年齢層やその介護・保護者への啓発および事故発生時の対応策の普及が行われるよう、関連省庁への勧告・提言をしてください。
- 食品事業者の自主的対応が進むよう、適切に勧告・提言を行って下さい。
- 今回の評価に基づき、食品による窒息事故を減らすための措置を関連省庁に勧告・提言するとともに、貴委員会自身でも国民・食品事業者等への勧告・提言を示して下さい。
☆日本生協連の意見全文はこちら(PDF 184KB)