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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2003年05月28日

「21世紀型消費者政策の在り方(最終報告)」について

日本生協連(本部:渋谷区、竹本成徳会長)の田中尚四副会長は、国民生活審議会委員をつとめておりますが、本日(5月28日)開催された内閣府・国民生活審議会消費者政策部会において「21世紀型消費者政策の在り方(最終報告)」が取りまとめられたことについて以下のコメントを公表させていただきます。

2003年5月28日

国民生活審議会消費者政策部会最終報告にあたって
 

日本生活協同組合連合会
副会長  田中 尚四

本日とりまとめられた最終報告は、消費者の権利を消費者政策の基本理念とし、消費者保護基本法の抜本改正をはじめ、消費者団体訴権制度の導入を明確に打ち出すなど、日本の消費者にとって歴史的な意義あるものと評価できます。大切なことは、この報告にそって新しい消費者政策が着実に展開していけるかどうかです。企業不祥事が続発し、消費者トラブルも急増しており、実行のスピードが問われています。日本生協連も消費者組織のひとつとして、消費者保護基本法改正などの早期実現に向けて取り組みを強化したいと考えます。