「復興応援!!バスツアー 」を開催しました〜いわて生協
2015年10月 7日
2015年8月28日(金)、いわて生協の盛岡西コープ企画では「復興応援バスツアー」を実施し、14人が参加しました。
「震災から4年。沿岸の風景も変わってきています。盛土の進んだ『陸前高田』を訪れ、見て、聞いて、買い物して応援しましょう!」
と地域のみなさんに呼びかけ、実現したものです。
車窓から一本松を眺めたあと、慰霊碑に手を合わせました。近くには、資料館もでき、報道だけでは知りえなかった
たくさんのことをパネルで見ることができました。
復興支援担当の飯塚郁子さんからの被災地の今のお話にみなさん涙して聞いていました。
巨大なベルトコンベアーで盛土のすすむ高田の街に、いったいあと何年で家が建つのかと思いながら、
大船渡おさかなセンターへ。いつまでも忘れないよ、また来るからね、とみんなで思いながら戻りました。
《参加者の感想》
◆あの日、「陸前高田市は壊滅状態」とラジオのアナウンサーが連呼していました。
市が壊滅するなんてどういう状況なのだろうと、電気のない部屋でとても不安な夜をすごしました。
その陸前高田で復興に携わる方のお話を聞いていることに何か不思議なときの流れを感じました。
程なくして平常の生活に戻ることができた私たち。それにひきかえ、もとの生活に戻ることができていない
被災地のみなさま。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
飯塚さん、ヤルキタウンの熊谷さんのお話を聞いてますます寄り添いたいと思いました。
生協を通して被災地のお買い物もたくさんします。
◆高齢者の方々の生活状況について認識を新たにしました。
生協の支援担当の方には頭がさがります。復興の救いの手が被災者のみなさまのもとに届きますよう、
心から願っています。このツアーが良い勉強になりました。
◆高田は今回で3回目です。まだまだ復興が進んでいないと感じました。
今回の企画は少人数でゆったりと動きやすくとても良かったです。お二人のお話もとても良かったです。