今年も「目黒のさんま祭り」に出店しました〜かけあしの会
2014年9月 8日
9月7日(日)、JR目黒駅前(東京都品川区)で開催された
第19回「目黒のさんま祭り」(主催:目黒駅前商店街振興組合)に
今年も岩手県宮古市の復興プロジェクト「かけあしの会」が出店しました。
宮古市は、第4回(1999年)から新鮮なサンマを無償で提供しており
これが縁で、お祭りでは宮古の物産品販売も行われてきました。
「かけあしの会」は2012年から震災復興支援の商品販売を行っており
今回で3回目の出店となりました。
会場では、同会代表の菅原則夫さん(いわて生協・マリンコープDORA店長)や
香木みき子さんらが、宮古産の水産加工品やお菓子などの販売を行いました。
また、日本生協連職員ボランティア「笑顔とどけ隊」からも
販売支援のためにメンバー15人が参加しました。
菅原さん(上写真中央)は
「被災地で作られた商品の販売を通して、わずかながらでも地域の復興に
貢献することができ、このプロジェクトを立ち上げてよかったと実感しています。
この祭りへの参加も3年目となり、ご来場者から『待ってました』という声も
いただけるようになりました」
また香木さん(同・中央右)は
「震災から3年半が過ぎ、被災地の様子を尋ねる方は少なくなりましたが
支援商品の売り上げが以前と変わらないのは、うれしいですね。
この夏、活動をご支援いただいてきた山形県南陽市や広島市で
大雨土砂災害がありました。今回は、かけあしの会が恩返しをしたいと思います」
と話してくれました。
なお、会場では東日本大震災で被災した“目黒のさんまのふるさと”宮古市への
義援金募集も行われ、多くの方々から募金が寄せられました。
宮古産のサンマ約6,000匹は、栃木県産の大根(おろし)と徳島県産のスダチとともに
ご来場の方々に振る舞われ、あっという間に無くなっていきました。