「なたねプロジェクト」からドレッシングが誕生〜食のみやぎ復興ネットワーク

2014年3月10日

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2月23日、食のみやぎ復興ネットワーク「なたねプロジェクト」から
「菜の花オイルのしょうがドレッシング」(上写真・左)が誕生しました。
このプロジェクトから生まれた商品としては6品目となり、みやぎ生協全店と
共同購入(宅配)では3/17〜3/21配達の企画で取り扱い予定です。

「なたねプロジェクト」は、2011年10月、津波被害を受けた岩沼市沿岸部の農地に
塩害に強いと言われる「なたね」の種をまき
栽培に取り組む生産者と、その彩りで地域を励ますことを目的にスタートしました。
2012年春、咲き誇る菜の花畑には、地域の方々やメンバー(組合員)などが集い
花見会が開催されました。
また菜の花からは蜂蜜が、夏に収穫された菜種からは、なたね油が絞られました。

これらの収穫物は、地域の加工業者の手で「なたね油」(上写真・右)や
「菜の花はちみつ」「菜の花せっけん」など、さまざまな商品に仕立てられ
たくさんの方々にご利用いただきました。
これまでの活動に参加した生産・加工団体は28、商品の利用者は3万3千人以上
になりました。

なお、2012年秋に種まきした菜の花畑は3.8haでしたが、
連作障害を起こしやすい菜の花を、他の作物の栽培に切り替えたため
2013年秋に種まきした畑(2014年春の菜の花畑)は2haです。

作付面積が減少していることは、「なたねプロジェクト」の最終目標である
「津波被害を受けた田畑を、本来の水田や畑に戻すこと」が達成されつつある
証(あかし)でもあるのです。

「食のみやぎ復興ネットワーク」の取り組み詳細(みやぎ生協ホームページ)は、こちら
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