コープいしかわ・陸前高田から19人の子どもたちを招待 〜 震災支援での交流を、次世代につなげたい
2012年10月12日
2012年7月27日〜30日、コープいしかわは、岩手県陸前高田市の小学5〜6年生19人を石川県に招待し、石川県の同学年の子ども22人や、コープいしかわ組合員と一緒に交流を深めました。
きっかけは、コープいしかわが、陸前高田市でボランティア活動を行ってきたことです。今回の企画にあたっては「東日本大震災で不自由な生活を強いられている被災地の子どもが、石川県内の子どもとの交流を通して楽しいひとときを過ごし、思い出をいっぱい作ってほしい。石川県内の子どもには、相手の立場で物事を考える機会になれば」と考えたそうです。滞在期間中は、のべ20人の組合員ボランティアが参加し、運営を支えました。
とうもろこしを畑で獲るのも、生で食べるのも初体験
7月27日に陸前高田市を出発した子どもたちは、28日、石川県の子どもたちと初めて顔を合わせました。
まずはじめは、とうもろこしの収穫体験。これは、コープいしかわ本部の裏にある農園で毎年行われる「サタデーとうもろこし狩り」というイベントで、生産者の苦労話を聞いたり、良いとうもろこしの見分け方を教わるなど、「食育」を目的としたものです。とうもろこしの選び方や取り方などを農家の方から聞いた子どもたちは、畑に入り、自分で取って、その場で皮をむき、生のままで食べる体験をしました。
陸前高田市から来た濱口 木(はまぐち もく)君は、「とうもろこしを取るのも、生で食べるのも初めてでした。でも簡単に取れてチョー面白かった。生で食べても甘くておいしかった」と喜んでいました。