いわて生協・矢作小学校の運動会で400食の炊き出し支援
2012年7月26日
◇震災後、初めての運動会
2012年5月26日(土)、いわて生協は、岩手県陸前高田市立矢作(やはぎ)小学校の運動会で、前田建設工業(株)とともに炊き出し支援を行いました。
矢作小学校は、陸前高田市矢作町内にあった矢作、下矢作(しもやはぎ)、生出(おいで)の3つの小学校が統合され、2011年度に開校された児童数77名の小学校です。陸前高田市の山側に位置していたことで、3校とも津波の被害こそ受けませんでしたが、東日本大震災の影響で、2011年は運動会などの行事は中止や縮小が相次ぎ、統合されてから初めての運動会となりました。
今回の支援は、いわて生協も参加している「陸前高田市ネットワーク連絡会」に学校側から炊き出しの依頼があったものです。
「食材調達から炊き出しまで、『食』に関することは生協ならではの支援と考え、お手伝いすることにしました。震災以降、いわて生協では食の支援として、組合員さんの協力による炊き出しを4万食分、さらに宮古市の店舗マリンコープDORAとベルフ西町では、震災後3カ月間で9万食分の弁当支援も行ってきました。そういった経験を生かすことができると考え、ご協力することにしました」と、いわて生協組織本部・広報室室長の吉井いづみさんは話します。
炊き出しには、いわて生協の組合員9人、職員12人の計21人と、前田建設工業(株)から23人の皆さんが、ボランティアで参加しました。