コープふくしま 組合員理事さんからのお便り

2012年1月11日

コープふくしま 組合員理事
渡邊 洋子さん

〜「震災から9カ月がたった今も、新聞で放射能や原子力発電所の記事を読むたび心が苦しくなります。何より、福島の子どもたちの未来が心配です」〜

今回の東日本大震災の際には、全国の生協の皆様より励ましのことば、ご支援をいただきありがとうございました。
コープふくしま共同購入相双(そうそう)支部では、南相馬市、相馬市、新地町の福祉施設や避難所への支援物資の輸送や、組合員の安否確認などを行いました。

相双地区の組合員の多くは、震災と原発事故の影響により県内外に避難し、震災前は3,400名だった利用組合員が、震災後には700名にまで減ってしまいました。しかし、全国の生協の皆様から仲間づくりの支援を受け、利用者の回復が大きく進みました。また、小学校の『震災・復興・応援・夏祭り』に協賛し、飲料水やカップラーメンなどを提供しました。

◇福島に住む子どもたちの未来のために

組合員活動では、『負けないぞ!南相馬・市』を開催したり、放射能を正しく理解し、不安を少しでも取り除くために『放射能の学習会』を開催したりしました。