いわて生協・歳末コンサート 〜 みんな笑顔で民謡を楽しもう!

2012年1月27日

2011年12月17日(土)と18日(日)の2日間、いわて生協は、民謡ユニット「みらいみんよう」のメンバーによる歳末コンサートを開催した。17日の綾姫ホール(大船渡市綾里地区)、18日のグリーンピア三陸みやこ(宮古市田老地区)ともに、仮設住宅の居住者を中心にたくさんの方が訪れた。

「みらいみんよう」とは、民謡を未来の世代へ伝承するために結成されたユニット。今回は、唄、三味線、日舞、尺八、鳴り物の大編成で、地元岩手の「外山節(そとやまぶし)」をはじめ「ソーラン節」や「大漁うたいこみ」など全国の民謡が演奏され、来場者の皆さんは手拍子を打ちながら聞き入っていた。

◇地域を元気にするために

グリーンピア三陸みやこで開催された18日は、時折太陽が顔をのぞかせるものの、朝から小雪が舞う寒い日だった。そんななか、終演後は会場の外で、あたたかい甘酒とおしるこが振る舞われた。
開場1時間前から友人と並んでいたという女性は、「仮設住宅は狭いし、おしるこを作る気も起こらない。おいしくて、ほっとした。来てよかった」と笑顔を見せていた。