『あなたがつなぐ復興支援』愛知から岩手へ往復1800km(コープあいち)

2011年11月 8日

コープあいちでは、10月28日から岩手県気仙地域への第一弾ツアーを実施しました。
これまで避難所の炊き出し(食材支援)と、組合員から寄せられたタオルのお届けを大船渡市と陸前高田市の市民団体のみなさん、および仮設住宅のみなさんとともに行ってきました。ツアーは、このみなさんとコープあいちの組合員が交流し、今後の支援について一緒に考え合うことが目的です。

           

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10月28日(金)早朝、約40名の組合員が名古屋駅と豊橋駅から新幹線で江刺水沢駅に到着しました。地元開発観光のバスに乗り、大船渡市民団体「椿の里・ガイドの会」の案内により、大船渡市長をはじめ、末崎町公民館長や陸前高田認知症家族支援の会の方にバスに同乗していただき、震災以降の課題についてお話ししていただきました。支援タオルを設置している三陸鉄道駅舎「ふれあい待合室」、コープあいち店舗で利用したサンマ・鎌田水産本社の工場見学と地元住民とのふれあいバーべキュー、まちを襲った津波撮影現場でのDVD視聴と盛りだくさんな企画。夜は大船渡北小学校仮設自治会長をはじめ、福祉施設の所長、地元いわて生協気仙コープ理事さんなどを招いて交流会を開催しました。

大船渡市赤崎町山口地区仮設住宅にバスが立ち寄り、タオルの贈呈とメッセージ交換を行いました。仮設住宅にお住まいの3人の方のお宅にも入れていただき、生活のようすを見せていただきました。


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山口地区との関係は、避難所の炊き出しにはじまり、陶器の支援、お茶会の継続的な交流がすすんでいます。今回はいわて生協ドラ(宮古市の店舗)で研修させていただいた2人の女性店長も合流して食事会を開催(ツアー前日)。すっかり仲良くなって、山口地区の皆さんとツアー参加者におにぎりを握って差し入れしてくれました。ツアーの開催を通して、被災地のコミュニティとの交流の物語が芽生えています。11月9日(水)からは第2弾ツアーが2泊3日で気仙入りし、来年の総代会までに全5回実施する予定です。

詳しくは、コープあいちのホームページをご覧ください。