第4回復興支援活動交流会を神戸市で開催しました〜日本生協連
2015年1月19日
2015年1月16日、日本生協連とコープこうべは、全国の生協組合員・役職員と
NPO、社会福祉協議会等の関係者など約450人の参加のもと、東日本大震災の
震災復興支援活動交流会「2014年度 つながろうCO・OPアクション交流会」を
神戸市で開催しました。
2015年は阪神・淡路大震災から20年となることから
「神戸での震災復興の取り組みを学び、東日本大震災の被災地復興と
地域社会づくりについて考える」をテーマに交流を行いました。
交流会に先立ち行われたコープこうべ主催「1.17のつどい」では、黙祷のあと
コープこうべ若手職員による「震災継承プロジェクト」の活動をまとめた
ビデオの上映と、同メンバーから「誓いの言葉」の発表(下写真)がありました。
交流会の開会あいさつを行った日本生協連 浅田克己会長は
「二つの大震災を通して、あらめて人と人とのつながり、協同の力が
地域社会にとって、とても大切であることが再認識されました。
これからも地域の人たちと連携して支援活動を継続していきましょう」
と呼びかけました。
全体会では、阪神・淡路大震災と東日本大震災についてまとめたビデオ上映に続き
震災体験者3人による「阪神・淡路大震災から20年〜ここから見える地域の未来」
と題した報告がありました。
報告を行った、(左から)神戸学院大学 藤井博志教授、
宮城県生協連・みやぎ生協 齋藤昭子顧問、コープこうべ 山口一史理事長
この後、参加者は5つの分科会
・「これからの東日本大震災復興支援を考える」
・「災害から見えてきた課題・高齢化への対応」
・「地域との共生、協働の取り組み パート1〜平時のネットワーク」
・「地域との共生、協働の取り組み パート2〜災害時のネットワーク」
・「NPOとのネットワークから学ぶ自立支援と協同組合の価値」
に分かれ、論議を深めました。
交流会の最後に、コープこうべ 本田英一組合長理事から
「災害への対応は、人々が助け合うという生協運動そのものだと思います。
全国の皆さんと、いかに被災者に寄り添っていけるか、一緒に考えていければと
思います」とのあいさつがありました。
なお、翌17日には、阪神・淡路大震災の発災時刻に行われた
神戸市主催「1.17のつどい〜追悼式典」への参加や
震災の記憶と教訓の伝承、復興の街づくりの様子を
コープこうべの職員や「震災を考える会」組合員などの説明で巡る
「震災モニュメントウォーク」が企画され、多くの人が参加しました。