交流企画「双葉町の味噌まんじゅうをつくろう」を開催しました(パルシステム埼玉)

2012年8月 1日

20127_misomanjyu_2.jpgパルシステム埼玉は、6月27日、東日本大震災で被災した福島県双葉町から埼玉県加須市の旧騎西高校へ避難している方たちと組合員との交流を目的に、「味噌まんじゅう作り」講習会を開催しました。

講師は、有名な和菓子店店主だった森正夫さん。双葉町でおよそ70年和菓子店を営んできた森さんは、加須市の和菓子司・美よ志を営む古山一男さんの協力で、名物だった「味噌まんじゅう」を復活させ、販売しています。

白餡を味噌で味付けした柔らかな皮で包むおまんじゅう。その秘伝のまんじゅう作りを森さん、古山さんに教えていただきました。最初、不慣れな様子で不揃いな形しか作れなかった参加者も、だんだん手慣れてうまく餡を皮で包めるようになりました。

2012_misomanjyu_3.jpg作業後は、避難されている3名の女性が作ってくださった双葉町の家庭料理が参加者にふるまわれました。お祝いの時には必ず作っていたという煮物に、漬物、お味噌汁、ご飯を一緒に食べながら、地震があった当時や現在の避難所でのお話を伺いました。

参加した組合員からは、おいしいご飯を作っていただいた感謝や励ましの声とともに、「またこういう機会を作って欲しい」「私たちも何かできることをしたい」などの声があがりました。

 

詳細は、パルシステム埼玉のホームページをご覧ください。