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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2014年03月19日

1世帯当たり年間消費税額は平均16万6,672円
消費税率8%で試算すると年間約10万円の負担増に
~2013年 日本生協連「消費税しらべ」より~

 日本生協連では毎年、生協組合員が家庭で負担している消費税額の調査「消費税しらべ」を行っています。2013年は、33生協665世帯(有効回答数)の協力を得て、負担の実態をまとめました。
 本調査は、生協組合員の家計簿に基づき、消費支出から家賃や学校教育費など非課税支出を差し引いた額に、税率を乗じて税額を算出したものです。

<2013年の主な特徴と調査をもとにした試算結果>

1世帯当たりの年間消費税額(1月~12月)は平均16万6,672円、消費支出に占める割合は3.65%でした。消費税率が一律8%に引き上げられ、同じ消費支出を続けたとすると、1世帯当たりの年間消費税額は平均26万6,675円(2013年に比べ約10万円増)と試算(※)されます。
  ※ 試算方法:(8%の消費税額)=(2013年の消費税額)÷ 5 × 8
収入に占める消費税の割合は平均2.46%ですが、年収400万円未満世帯では3.48%、1,000万円以上世帯では1.92%と1.81倍の開きとなりました。低収入ほど消費税の負担率が高いという「逆進性」が見られます。
所得階層別の消費税負担額と収入に占める割合(調査世帯全体)

☆プレスリリース全文は、こちら(PDF:204KB)
☆詳しい内容は、2013年「消費税しらべ」報告(PDF:315KB)へ