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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2017年10月18日

電力自由化後、未だ6割以上が「電力会社・電気料金の切り替え予定なし」
~日本生協連「わが家の電気・ガス料金しらべ」(2017年8月分)より~

 日本生活協同組合連合会は、「わが家の電気・ガス料金しらべ」 の2017年8月分を取りまとめましたのでご報告いたします。
 当調査は、2016年4月からの電力全面自由化、2017年4月からの都市ガス全面自由化開始に伴い、2016年から年2回(5・8月)実施しているものです。(有効回答数:1,930)
 今回は、2017年8月分の請求書(領収書)を基に、翌月9月1日~30日までの調査期間中に回答されたデータを集約し、分析しました。

調査詳細については、「わが家の電気・ガス料金しらべ」報告書(8月分)をご覧ください。(PDF:834.2KB)

「わが家の電気・ガス料金しらべ」(2017年8月分)のトピック

電力会社・電気料金の切り替え~「切り替え予定なし」が依然として6割以上
 電力会社を「切り替えた」とした方は初回調査の2016年5月が3.7%だったのに対し、今回調査では13.5%に増加。同じ電力会社で「メニューを切り替えた」(5.6%)の方と合わせると約2割が「切り替え」を行っています。一方、調査実施から常に6割を超える「切り替え予定なし」の方々の理由を今回新たに質問したところ、「メリットを感じない」(51%)、「調べるのが面倒」(21%)、「比較検討が複雑」(17%)などの結果となりました。
 今後の切り替えの促進に向け、魅力ある料金メニューの提案や、消費者への分かりやすい情報提供が事業者の課題と考えらえれます。
2017年4月の都市ガス全面自由化~極めて大きい地域間格差
 都市ガスの全面自由化後、「ガス会社を切り替えた」「メニューを切り替えた」を合わせて全国で14%が切り替えを行いましたが、うち「北海道」「東北」「中国」「四国」では新規参入事業者がなく、0%でした。
 都市ガス全面自由化の「認知度」について「知っている」とした方は72.8%で、3カ月前の前回調査(74.6%)とほぼ変わらない結果でした。「認知度」は地域間格差が極めて大きく、参入事業者が多い「近畿」(89%)、「関東」(82%)で認知が進む一方、新規参入事業者のない「四国」は27%という結果でした。
LPガスが自由化されていることの認知度は、都市ガス自由化の認知度よりさらに低い
 LPガスは元々自由市場であり、消費者はガス会社や料金メニューを自分で選ぶことができます。
 今回の調査では新たにLPガスが自由化されていることについての認知度を調査しました。「知っている」とした方は41.2%で、都市ガスの自由化の認知度より、さらに低い割合となっています。LPガスを普段使用される方に限定した同じ質問でも「知っている」とした方は、使用者の59.6%にとどまりました。