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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2020年01月24日

2018年度 生協のレジ袋実態調査
生協全体のレジ袋削減率は82%。レジ袋3.9億枚を削減
~レジ袋の金額が高いほど削減効果も高い結果に。1枚5円の店舗では93%の削減率~

 日本生協連は、「2018年度 生協のレジ袋実態調査」の結果を取りまとめましたのでご報告いたします。

 本調査は、2020年7月に有料義務化となるレジ袋について、全国の生協の2018年度のレジ袋削減の実態を把握するため、39生協※1  870店舗を対象に2018年4月から2019年3月までの1年間の削減状況を調査しました。
 ※1 回答生協の供給高(売上高)が占める割合は、全国の地域生協の98%
 

主な調査結果について

●削減の取り組み:生協全体のレジ袋削減率は82%。レジ袋3.9億枚を削減

 全国の生協のレジ袋の削減率※2は82%となり、削減枚数は3.9億枚でした。削減の取り組みとして最も多く採用されているのは、購入した商品と一緒にレジ袋代金をレジで支払う「レジ精算方式」で、870店舗のうち745店舗が採用しています。また、「レジ精算方式」を採用している店舗の削減率は88%で、「募金方式」や「スタンプ・ポイント方式」、「マイバッグ持参による還元」などの方式をとっている店舗に比べて削減効果が高いことが分かりました。

 ※2 レジ袋削減の取り組みをしなかった場合のレジ袋使用量の想定と、取り組んでいることによる実際のレジ袋使用量との差。

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●有料化の取り組み:レジ袋の金額が高いほど削減率が高く、1枚5円の店舗では削減率93%に

 「レジ精算方式」による削減に取り組んでいる店舗では、レジ袋の金額を2円~5円で設定しています。2円では削減率が83%なのに対し、5円では93%と、金額が高いほど削減率が高くなりました。

 

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 日本生協連は、2020年7月から開始されるレジ袋有料義務化を機に、生協全体でのさらなる削減に取り組むほか、レジ袋原料への植物性プラスチックや再生プラスチックの導入も進めてまいります。