皆さん、こんにちは。
キャロットの人気商品について、紙面ではお伝えしきれない情報をご紹介するこのコーナー。
今回は不織布製の「衣類整理袋」についてメーカーさんにうかがいました。
どちらかと言うと整頓好きな制作スタッフMがお届けします。
いきなりですが、クイズです。この漢字、なんと読むでしょうか?
……正解は、「ふしょくふ」簡単でした? 私がこの仕事を始めたのは20年以上前ですが、「ふおりぬの…」と呼んで苦笑いされた思い出があります。
話がずれましたが、「不織布」=「織っていない布」のことです。読み方はご存じでもどんな素材かはあまり知られてないかもしれません。今回はメーカーさんにいろいろ聞いてみましたよ。
通常、生地(布状のもの)は繊維を織ったり編んだりして作られています。私たちが普段着ているものだと、シャツ地などは織物、Tシャツやニットなどは編物ですね。一方、不織布は繊維を接着したり、絡ませたり、結合させたりして作られるそうです。
その特徴は、
不織布製の収納袋はいろんなお店で見ますが、価格の違いが気になっていました。もちろん大きさの違いもあるとは思いますが、どこに差があるのでしょう?
メーカーさんによると、ひとつは生地の厚みによるものだそうです。
織物にも繊維が詰まったものや粗いものがありますが、不織布にも重さを表す指標として「目付g/m²」があります。目付の数字が高いものほど丈夫。
一概に比較はできませんが、このシリーズは75g/m²のものを使用していて、安価な20~40g/m²とは差があるそうです。毎日出し入れするものではありませんが、シーズンものはしっかり保存したいもの。丈夫なのはうれしいポイントですね。
また、ご好評いただいているもうひとつの理由が、収納しながら消臭できること。不織布の間に「活性炭シート」を挟み込んでいるそうです。
シーズンものは長期間仕舞い込んでしまうので、消臭機能はありがたいです。
活性炭シートを不織布で挟み込んでいます。
活性炭の穴は
直径約1ナノメートルだそうです。
不織布の特徴がわかってきたので、今度はどのくらいの量が入るかを試してみます。Tシャツやシャツなど薄手の夏ものを入れていくと、余裕で26枚収納できました!
写真を撮るのでお見苦しくないよう、どのようにたたんだらいいか悩みました。試しに家にあったA4サイズの厚紙を台紙にしてたたんでみると、なんとこれがぴったり。たたんだ後にすっと抜いたら綺麗にたためました。普段はここまでしないですけどね…。
メーカーさんが調べたご要望で多かったのが、持ち運びに関することだったそうです。そろそろ羽織ものをだそうかな?でも、まだ夏ものはしまえないな…など、衣替えは一回では終わらないもの。季節の変わり目は出し入れの回数も多いですからね。
そこで、メーカーさんが考えた「持ち手」がこちら↓
不織布についてのレポート、いかがでしたでしょうか?キャロットではこの他にも不織布製の収納袋を多数掲載しています。是非、ご覧になってくださいね。
※一部の生協ではお取り扱いしておりません。
詳しくはご所属の生協へお問い合わせください。
Copyright 日本生活協同組合連合会 All rights reserved.