今治タオルブランドタオルケット
3色組サンフラワー
今回ご紹介するのは、今治タオルブランドの「タオルケット3色組サンフラワー」。
タオルケットは、キャロットでご好評いただいている寝具のひとつですが、春は1枚で、夏はエアコンの風よけにサッとかけたりと、便利に使えるアイテムですよね。綿素材ならではの肌心地がよいのも人気の理由です。今回は、綿好きの制作スタッフMが今治タオルブランドならではの魅力を徹底調査しちゃいます。
皆さん、突然ですが「タオルケット」が日本独自の呼び方だってご存知ですか?
生地の「タオル」と毛布の「ブランケット」を掛け合わせて作った和製英語で、 1960年代にヒットし定着していったようです。ちなみにタオルケットを英語で言うと、summer blanketやtowel like blanketとなるそうですよ。
「タオルケット」がヒットしたのは、その特徴が日本の高温多湿な気候にマッチしていたから。改めてその特徴をおさらいしてみましょう。
また、パイルが空気を含んで適度な保温性があるのも嬉しい点です。私は羽毛布団と組み合わせて冬でも愛用しています。
今回ご紹介するタオルケットは、愛媛県今治市で作られている今治タオルブランド認定商品です。
今治は海峡を横断する「しまなみ海道」のある町としても知られ、糸を撚る・染める、タオルを織るなどの200近くの工場が集まる日本有数のタオルの産地です。
今治産のタオルの中でも、独自の基準に合格したもののみが付けられる、今治タオルブランドのロゴマーク付き。
認定番号:第2022-2167号
今治がタオルの産地として発展した要因として、温暖な気候と豊かな水源があげられます。今治を流れる蒼社川の伏流水は、不純物が少ない軟水。糸や生地にやさしく、繊細で鮮やかな色の表現や、綿が本来持っているやわらかさを十分に引き出すことができるそうです。使い込むほどにやわらか、というのはここにも理由があるんですね。
私が取材をしていていちばんびっくりしたのが「5秒ルール」。独自の品質基準の中でも厳しいもので、なんとタオル片を水に浮かべてから5秒以内に沈み始めるかどうか?というもの。そんな無茶な~と思いましたよ…。いちばん重要な吸水性を保証するため、これらの基準をクリアした商品のみが、「今治タオルブランド」を名乗ることができるそうです。
このタオルケットは「ジャカード」という織り方で作られています。表裏にパイルのループが出ていてふわふわに仕上がり、立体的で複雑な模様や色のデザインが可能だそうです。普段、タオルの裏側をひっくり返してみることはあまりないかもしれませんが、表裏でパイルの出ているところが逆になっているんですね。
また、今治のタオルは先染糸を使った綺麗な色も魅力のひとつ。このタオルケットも3色それぞれが違う色のグラデーションなんです。
さらにさらに、折り返し部分にも柄が入った手の凝りよう。感心してしまいました。
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したのは「タオルケット3色組サンフラワー」。色によって印象の違うグラデーションの美しさを感じていただければうれしいです。取材を通して、今治のみなさんの熱意に圧倒されっぱなしのスタッフMがお届けしました。次回もお楽しみに。
※一部の生協ではお取り扱いしておりません。
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