全国の生協の検査センター・検査室は内部と外部に29施設あり※1、日々、取り扱っている商品の検査を実施しています。保有する放射性物質の検査機器は9台で※2、外部の検査機関も活用しながら、2011年3月から10月までに11,500件の検査を行ってきました。生鮮品はもちろん、牛乳や水、加工食品まで、また原料から製品までの検査を実施しています。
また、CO・OP商品の製造委託先のメーカーでも検査を進めています。
日本生協連の検査センターもCO・OP商品とその原料を中心に、10月までに1929件の検査を実施してきました。公的な検査機関ではないことから検査結果の公開はひかえてきました。これまでの日本生協連の検査で一定の傾向を把握していただけるデータがまとまりましたので、消費者の不安に応えるために概要をお知らせすることにいたしました。
放射性物質については、行政からも多くの検査データが開示されています。検査に関わる情報源が多様化する中で、一人ひとりの消費者の皆様に事態を正確に把握いただくための一助になりますことを願っています。
日本生協連では消費者の不安に応えて更に以下のように検査を強化していきます。
※1 生協商品検査研究会会員の施設数です。
※2 生協商品検査研究会の会員が保有する台数です。ゲルマニウム半導体検出機5台、ヨウ化ナトリウムシンチレーション型分析装置4台です。今後、さらに3台(うち2台はゲルマニウム半導体検出機)導入予定です。
日本生協連では原子力発電所の事故以来、CO・OP商品や一般流通品の放射性物質の検査を行ってきました。今回、CO・OP商品の3月から10月までの検査結果の概要をご報告します。
このように日本生協連の検査で放射性セシウムが検出されたのは茶葉など一部の食品にかたよる傾向がありました。茶葉については実際に喫食を想定した検査を実施しました。実際に飲む場合のお茶1リットル(約1kg)では、茶葉での検査と比較して50分の1~60分の1程度の濃度となりました。