生協のヒト

池田 ひかる

入協動機

子どもの頃からコープを利用していて、毎週おかしが届く日にトラックの音と「こんにちは」の声で外に飛び出すような子でした。私の家がグループ配達の受け取り場所だったので、近所の方が集まり、みんなで時間を忘れて談笑、そんな風景も好きでしたね。就職活動では、人の日常生活を支えるような仕事がしたいと思い色々探しましたが、やはり生協ならではの存在意義に一番惹かれ、志望しました。

仕事内容

品質保証本部では、商品の安全・品質管理を行っています。私の担当は、組合員さんからの申し出が届いた際に、メーカーに原因究明の依頼と、改善策の考案、組合員さんに手紙で結果のご報告を差し上げる仕事をしています。大事なのは組合員さんの目線に立つこと。品質を守ると同時にコープ商品の信頼を守る仕事でもあります。

一日の流れ

つながりから生まれた経験

期待に応えるために努力を惜しまない

1つのお申し出から始まった挑戦

あるとき、「商品から何か匂いがする」という組合員さんからのお申し出がありました。メーカーからの報告は「正常の範囲内」でしたが、私も確かに違和感が。そしてその後も同じような申し出があり、再度ちゃんと調べてみましょうとなったところ、結局、体に害はないものの異なる材料が含まれていたことが判明。組合員さんが感じていたことは正しかった。そして違和感があったにもかかわらず、原因究明まで徹底的に調べることができなかった自分が悔しくてたまらなくて。これがきっかけで味や香りについて専門知識を身に付けようと決めました。

「臭気判定士」の資格取得をめざす

資格のテキスト。狭き門ですが絶対受かりたい!

味や香りは自分がわからないと「気のせいかな」となってしまいがち。問題をもっと真摯に受け止めるためにも「臭気判定士」の資格取得を通して、匂いのメカニズムの知識を身に付けたいと思いました。
この話を聞いた上司が、商品検査センターで資格を持っている方を早速紹介してくれることに。その先輩からは、セミナー情報をはじめ、嗅ぎ方の実技、勉強の年間スケジュールの立て方など、あらゆるサポートをしていただいています。
「申し出に対して検査するからやってみない?」と声をかけていただくようにもなり、部署を超えた新しい横のつながりもできました。試験まであと少し。支えてくださった周りの方のためにも絶対受かりたい!

経験と知識を海外で発揮したい

組合員さんの目線を忘れないこと。今回の件で私が一番学んだことです。仕事をしているうちに、だんだん製造側の目線になってしまいがちですが、「組合員さんのため」という理念を忘れず、真摯な姿勢でありつづけたいですね。
今後のビジョンは、資格が取得できた先には、海外出向にチャレンジしてみたいと思っています。産地調査や品質管理など、経験と知識を活かしてさらにステップアップしていければと思います。

  • 日本生協連とは