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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2012年03月15日

「平成24年度 食品安全委員会運営計画(案)」について、意見書を提出しました

日本生協連は、2012年3月14日、食品安全委員会の「平成24年度 食品安全委員会運営計画(案)」に対する意見書を提出しました。

食品安全委員会運営計画は、企画専門調査会において検討され、国民の意見を聞いて年度ごとに作成・公表されます(平成23年度計画(案)に対しては、13通の意見提出がありました)。
日本生協連は、消費者の立場から国の食品安全に関わる政策決定に意見を反映させ、策定と運用のプロセスをPDCAサイクルで進めていくことを明確にさせるために、運用が開始された2004年度から継続して計画(案)に対する意見を提出しています。

<日本生協連の意見の概要>

1. 放射性物質のように総合的な観点でのリスク評価が求められる場合は、他省庁とも調整を行った上でリスク評価を行えるよう、整理を行ってください。
2. 科学的知見が十分にそろっていない分野についても、必要に応じ一定のリスク評価や、管理に役立つ指針などが示せるよう、食品健康影響評価の方法についての検討を行ってください。
3. 食品健康影響評価に関するガイドラインの作成を速やかに実施してください。
4. 消費者への分かりやすい情報提供やマスメディアへの対応などについて、さらに努力が必要です。
5. リスク評価が行われていない指定添加物、既存添加物についての評価を行ってください。

☆日本生協連が提出した意見書全文は、こちら(PDF:154KB)