2012年01月11日

日本生協連、
「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」を開始

 日本生協連は、2011年12月15日より、「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」を開始しました。調査にあたっては、2012年3月までに全国18都県・約250家庭の協力を得る予定です。

1.調査の主旨

 これまで日本生協連では、食品中の放射性物質問題への対応として、原料・製品あわせて約2,500件の放射性物質の自主検査を行い、また、放射性物質に関する学習会の開催やWebサイトなどを通じての情報提供、政府に対して放射性物質の健康リスクへの対応強化を求める要請などを行ってきました。

 一方、依然として消費者・組合員から、食品中の放射性物質についての不安の声が寄せられています。その背景のひとつとして、個々の食品のモニタリング検査は各地で実施されていますが、複数の食品が組み合わされた実際の食事では、どのくらい摂取しているのかが分からないという不安があると考えています。

 日本生協連は、その実態把握の一助とするために、地域の生協の協力を得て、各家庭における調理後の実際の食事からの放射性物質摂取量を測定する調査を、以下のように実施します。

2.調査の概要

(1)調査対象地域と調査件数

 

全国18都県(※)から各10名程度(福島県は100名程度)の、主に子どものいるモニター家庭の食事を対象に調査します。
   (※岩手、宮城、福島、群馬、栃木、茨城、埼玉、東京、千葉、新潟、長野、神奈川、静岡、山梨、愛知、岐阜、三重、福岡)
調査件数は、3月末までに約250件を予定しています。

 

(2)調査方法

 

モニター家庭の普段通りの献立の食事を、2日間・計6食分をまとめて1検体とします。
モニター家庭では、普段通りの食事を1人分多く作り、検査センターへ送付します。
検査は、日本生協連商品検査センターに加え、4カ所の生協検査センターの協力を得て実施します。
検査機器はゲルマニウム半導体検出器、検査対象物質はヨウ素131とセシウム134、セシウム137、検出限界は1ベクレル/kgとします。

 

3.調査結果の公表について

・調査結果の公表は、2012年4月中を予定しています。

 

ジッパー付きフリーザーバッグに1食分の食事を入れ、冷凍または冷蔵で保存します   検査機器の全景(日本生協連商品検査センター)
     

 

なお、コープふくしまが2011年11月に行った先行調査(11家庭)の結果について、Webサイトに掲載されています。
☆コープふくしまWebサイトはこちら


 これからも日本生協連は、すべての消費者が安心して食卓を囲むことができるよう、国に対して、適切な基準の設定とわかりやすい情報提供を求めるとともに、お届けする商品の検査と的確な情報の提供に努めてまいります。

☆詳しい内容は、プレスリリース全文(PDF:171KB)へ